【用語集】FX取引する上で欠かせない「円高・円安とは」

円高・円安とは

FXをしたことのない方でも、ニュースなどで「円高」「円安」という言葉は聞いたことがあると思います。

FXをはじめる上で、この「円高」「円安」はきっちり理解する必要があります。

円高・円安ってどんなことをいうのでしょうか?

今回は、身近な具体例で考えてみましょう!!

 

円高・円安をハンバーガーで考えてみよう

みなさんがアメリカに旅行に行ったとしましょう。

さあ、現地でお腹がすきました。

ここで、ハンバーガーを1つ買うとしましょう。
現地でのお店において、ハンバーガーの値段は1個1ドルです。

ハンバーガー
1ドル=100円の場合、日本円になおすとハンバーガー1つの値段はいくらでしょうか?

ハンバーガーの値段は1ドルなので、1ドル=100円ですから、ハンバーガー1つの値段は日本円で100円になります。

ここで、1ドル=80円になった場合と、1ドル=120円になった場合を考えてみましょう。

 

①.1ドル=80円になった場合

この場合、みなさんは80円で1ドルを手に入れる事ができます。

ハンバーガーの値段は1ドルなので、日本円になおすと80円でハンバーガーを購入することができました。

さっきよりも20円安く1ドル買えましたね。

つまり、その分だけ円の価値が上がっているから、みなさんは安くドルを買う事ができたのです。

これを、円高・ドル安といいます。

 

②.1ドル=120円になった場合

この場合、みなさんは120円で1ドルを手に入れる事ができます。

ハンバーガーの値段は1ドルなので、日本円になおすと120円でハンバーガーを購入することができました。

さっきよりも1ドル買うのに20円も高くなってしまいました。

その分だけ円の価値が下がってしまったので、みなさんはドルを高く買わなくてはなりません。

これを円安・ドル高といいます。

 

こう考えると、円高の時ほど、円の価値が高いので、海外旅行した際に買い物が安くできることがわかりますね。

数字が減ると円高、数字が増えると円安。

 

円高・円安と株価は関係している

日本円は現在超低金利ですので、借り入れするにもとても金利が安く調達できます。

外国の通貨は金利が高く、通常時は日本円が売られて高金利の通貨が買われやすく、それに伴って株価が上昇しやすいです。

このように、マーケットが利回りを求めてリスクを取りにいく状態のことを、「リスクオン」といいます。

そのため、日本円を売って外貨を買うという投機が行われやすく、「リスクオン」の時は「円安」になりやすいです。

 

しかし、株価の大幅な下落などが起こると、これらのポジションが逆流するので、今まで売られていた円が急速に買い戻されます。

株価が下落し不安定なマーケットのことを「リスクオフ」といいますが、この時は「円高」に注意してください。

マーケットでは上げるスピードよりも下げるスピードの方が速い場合が多く、逃げ遅れると致命傷になってしまいます。

 

慣れるまで「円高・円安」は、なんだかわかりづらいかもしれませんが、落ち着いて考えれば理解できるはずです。

FXを始める前にこういった基本的な用語は理解しておきたいですね。

為替相場の変動と経済の関係

グローバル化した現代社会において、為替相場の変動と各国の経済は切っても切れない関係にあります。
為替相場が変動すると、各国の企業の業績も大きく変わってきます。

それは、現代社会が世界規模で経済が動いていて、輸出・輸入など他国との関わりが不可欠だからです。

今回は、自動車会社を例にとって考えてみましょう。

身近な例で説明するので、FX初心者の方も安心してくださいね。

 

為替相場と株価の関係とは

例えば、自動車一台を製造するのに、100万円かかるとしましょう。

車
この会社は国内で自動車を製造して、アメリカに自動車を輸出しているとします。

そして、この自動車がアメリカで2万ドルで売れるとしましょう。

為替レートの変動によって、この自動車会社の業績はどうなるのでしょうか?

一緒に考えてみましょう。

 

・1ドル=100円の場合

日本円に直すと200万円(2万ドル×100円)で売れることが分かります。

この場合、自動車を一台作るのにコストは100万円かかったので、利益は以下の通りです。

売上200万円ー製造コスト100万円=利益100万円

答え:自動車一台あたりの利益は100万円

 

 

・1ドル=80円の場合

1ドル=100円から、1ドル=80円の円高になった場合、輸出企業の業績はどうなるのでしょうか?

自動車を一台作るコストは変わりません。

それは日本国内で製造するからです。

アメリカでは、自動車一台2万ドルで売れるんでしたね。

この場合、2万ドルの価値を日本円になおしてみましょう。

2万ドルを日本円に換算すると、2万ドル×1ドル80円=160万円。

 

1ドル100円の時より、自動車1台あたりの売上げが40万円も少なくなってしまいましたね。

それでは利益はどうでしょうか?

自動車を一台作るのにコストは100万円かかったので、利益は以下の通りです。

売上160万円ー製造コスト100万円=利益60万円

 

もうわかりましたね。

 

そう、円高になると輸出企業の利益は圧迫されてしまうのです。

だから輸出企業の株価は下がってしまうのですね。

 

答え:自動車一台あたりの利益は60万円

 

・1ドル=120円の場合

1ドル=100円から、1ドル=120円の円安になった場合、輸出企業の業績はどうなるのでしょうか?

自動車を一台作るコストは変わりません。

それは日本国内で製造するからです。

アメリカでは、自動車一台2万ドルで売れるんでしたね。

この場合、2万ドルの価値を日本円になおしてみましょう。

2万ドルを日本円に換算すると、2万ドル×1ドル120円=240万円。

 

1ドル100円の時より、自動車1台あたりの売上げが40万円も多くなりました。

それでは利益はどうでしょうか?

自動車を一台作るのにコストは100万円かかったので、利益は以下の通りです。

売上240万円ー製造コスト100万円=利益140万円

 

もうわかりましたね。

そう、円安になると輸出企業の利益は大きくなるのです。

だから、輸出企業の株価は上がります。

答え:自動車一台あたりの利益は140万円

 

 

円高は日本にとって悪なのか?

円高は、輸出業者にとって悪だと言う事は分かりました。

ですが、輸入業者にとってはどうでしょうか?

 

例えば、1ドル=100円の時に外国から石油を買うとしましょう。

原油

 

石油が1リットル=1ドルの時に、石油を1リットル買うのに支払う金額は100円です。

1ドル=80円になるとどうでしょうか?

 

石油が1リットル=1ドルの時に、石油を1リットル買うのに支払う金額は80円になります。

そう円高になると、外国からモノを安く買えるのです!!

 

日本は資源が少なく、外国から資源を輸入している国です。

よって、円高=悪ではなく、状況に応じていい事も悪い事もあるんですね。

特に今は原子力への反対が高まって、火力発電の比重が高まっています。

化石燃料の輸入量が増えるというところから考えると、円高もいいことですよね。

円高になると日経平均株価は下がる?

「円高・円安」は経済にいろいろな影響を与えます。

日本は製造業が多く、円高になると材料を調達するコストが安くなるのはメリットですが、海外に製品を販売する際に、円高だと販売価格が高くなってしまいます。

そのため、円高になると企業収益が悪化するため、それを見越して日経平均株価は売られがちです。

円高は、海外旅行に安く行けたりと消費者にとってはいいことばかりですが、日本全体で見るとそうはいえないですね。

「円高=株安」というのは、是非覚えておいてください。

 

円高・円安などは自分達の立ち位置によってどちらが得か変わってきます。

ニュースをみてこういったこともすぐ考えられるようになりたいですね。

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