世間にはシステムトレードなど、様々な自動売買が存在します。
その中で、アイネット証券の「ループイフダン」は少額から低コストで始められるFXの自動売買として人気です。
目次
スプレッド | 通貨ペア |
---|---|
米ドル/円 2銭(原則固定) | 20 |
取引単位 | キャッシュバック |
1,000 | 最大30,000円 |
- リピート系注文取引でコストが安い
- 自動売買の設定がとても簡単
- 2018年約80%の人が資産を増やすことに成功
FXの自動売買「ループイフダン」とは?
まず、「通貨ペアの選択」とその通貨ペアの「売り」か「買い」を選択します。
その次に、その通貨ペアのボラティリティ(変動幅)や運用資金に合わせて取引ロットと値幅を選びます。
基本設定はこれだけの「ループイフダン」。とても簡単でしょ?
実際の取引イメージは、下の画像を見てください。
下記イメージ図は、「15pipsごとに買い注文の指値を自動発注して、15pips上がったら、利益確定をする」というものです。
これだと、少しわかりづらいかもしれませんね。
売りと買いをひたすら繰り返して、細かく利益を積み重ねるのが、「ループイフダン」の大きな特長です。
この場合、15pips下がるごとに、買い注文が発動して、買ったところから15pips上がると自動的に決済注文が行われます。
では、さらに15pips下げてしまった場合はどうでしょうか?
この時も、また買い注文が入るので安心。
そして、買ったところから15pips上がるごとに、自動的に決済が行われます。
このようにループイフダンは、レンジ相場にとても強いのです。
では、相場が上がり続けてしまった場合はどうでしょうか?
その場合も、まったく心配ありません。
下の画像を見てください。
ループイフダンは、15pipsあがるごとに決済し、同時に買い注文もいれるので、相場が上がり続けても、しっかりとその方向にどんどんポジションを作ってくれます。
これで、大きく相場が動いた時にも、利益を逃すことがありません。
レンジ相場にも強く、トレンドフォローもできる。
これがリピート系注文「ループイフダン」のすごいところなのです(^^♪
裁量トレードでは取り逃してしまいそうな小さな値動きでも、コツコツ利益が狙えます。
しかし、こういったリピート系注文の自動売買にも欠点はあります。
それは、トレンドを間違えると、とてつもない損失を出す、「コツコツドカン型」の売買になっていることです。
なので、利用する場合は、時間軸をきちんと決めて、資金管理をしっかりする必要があります。
↓ループイフダンの事がわかる動画↓
※ひまわり証券の動画ですが、仕組みはアイネット証券の「ループイフダン」も一緒です。
ループイフダンに必要な資金はいくら?
まずループイフダンをはじめるには、必要な証拠金の目安を知っておく必要があります。
主要各通貨の変動幅をみてみましょう。
参考URL:https://inet-sec.co.jp/systrd/information/
このようにアイネット証券では、想定変動幅に対して、目安資金表を提供してくれています。
ロスカットされないためには、有効証拠金の額を含み損に耐えられるようにしておかなくてはなりません。
「有効証拠金」は「取引証拠金」+「注文中証拠金」+「待機資金」の合計額です。
「取引証拠金」:新規注文時に必要な資金です。通貨ペアや設定値幅により必要な資金は変わります。
「注文中証拠金」:現在注文しているループイフダン注文数に応じて必要な資金です。
「待機資金」:現在稼働しているループイフダンにおいて使用していない資金です。
ループイフダンは、自動売買でどんどん利益を積み上げてくれます。
しかし、基本的に損切りはしないため、証拠金を多めにいれておく必要があります。
この有効証拠金が、ロスカット値を下回らないようにしなくてはいけません。
参考までに、米ドル/円の損失許容幅を10円として、1000通貨で10銭(10pips)単位で注文を仕掛けると、969,600円の証拠金が必要になります。
参考URL:https://inet-sec.co.jp/systrd/information/#meyasu
ループイフダンをはじめる際には、最初にリスク量を決めて、必要証拠金の額を計算しましょう。
リピート系の運用では、ロスカットされないようにすることが大前提です。
ほかの自動売買に比べて何が優れているのか?
こうしたリピート系の自動売買は、何社か提供しています。
- FXブロードネットの「トラッキングトレード」
- マネースクウェア・ジャパンの「トラリピ」
- 外為オンラインの「サイクル注文」と「iサイクル注文」
- アイネット証券Xの「ループイフダン」
リピート系の注文は、売買回数が多くなりがちです。
なので、一番気になるのはコスト面なんですよね。
ここで、4社それぞれのコストを比較してみましょう。
■ FXブロードネットの「トラッキングトレード」
ドル円スプレッド 0.3 1万通貨あたり手数料 400円
ドル円を1万通貨を売買するときのコスト 430円
■ マネースクウェア・ジャパンの「トラリピ」
ドル円スプレッド 4.0 1万通貨あたり手数料 60円
ドル円を1万通貨を売買するときのコスト 460円
■ 外為オンラインの「サイクル注文」と「iサイクル注文」
ドル円スプレッド 1.0 1万通貨あたり手数料 400円
ドル円を1万通貨を売買するときのコスト 500円
■ アイネット証券の「ループイフダン」
ドル円スプレッド 2.0 1万通貨あたり手数料 0円
ドル円を1万通貨を売買するときのコスト 200円
こうやって比較していくと、アイネット証券の「ループイフダン」が、他の3社に比べて圧倒的にコストが安いことが分かります。
リピート系自動売買は、売買回数が多いので、「塵も積もれば山となる」ですね。
さらに、アイネット証券の「ループイフダン」は1000通貨単位の取引にも対応。
少額から自動売買を始めたい方にもぴったりです。
また、EA(自動売買プログラム)を買ったりしてMT4(世界標準のFX売買ソフト)で売買する方法などもあります。
しかし、EAで勝ち続けるものを探すのはとても難しく、MT4の設定は初心者には難易度が高いです。
アイネット証券の「ループイフダン」なら、こういった面倒な設定がないのも大きなメリットといえるでしょう。
スプレッド | 通貨ペア |
---|---|
米ドル/円 2銭(原則固定) | 20 |
取引単位 | キャッシュバック |
1,000 | 最大30,000円 |
- リピート系注文取引でコストが安い
- 自動売買の設定がとても簡単
- 2018年約80%の人が資産を増やすことに成功
どうやってループイフダンを稼働したら勝てるのか?
さあ、ここまで「ループイフダン」の仕組みと他社の自動売買より優れていることがわかりました。
「ループイフダン」では、「買い」か「売り」を選んで、ひたすら決められた値幅でナンピンをしていく自動売買です。
コツコツドカン型の戦略ですが、相場の世界においてトレンドが起きる確率は30%といわれています。
なので、残りの70%はレンジ相場と考えることができます。
単純にトレンドが30%の確率で発生すると仮定すると、大きく上がる上昇トレンドが15%、大きく下がる下降トレンドが15%の確率で起こることが考えられます。
つまり、「ループイフダン」の戦略において、「買い」を選んだ場合、残りの15%の大きく下がる下降トレンドにさえ当たらなければ、負けないということがわかります。
では、トレンドをどうやって読んだらいいのでしょうか?
2015年11月のユーロドル相場や2016年1~2月の円高トレンドなど、トレンドが分かりやすい時を振り返ってみましょう。
ここで、2015年10月22日に何が起きたかを考えてみます。
この日、ECBドラギ総裁が「2015年12月3日のECB総会では金融緩和の用意がある」と言ってからユーロは下落。
金融緩和は通貨安政策なので、ユーロ売りが決まりました。
2015年12月16日には、アメリカの利上げが予定されていたのです。
金利を上げるということは、その通貨を保有する魅力度が上がるので、通貨高(=ドル高)になります。
なので、ECB総裁会見のある2015年12月3日まではユーロ安・ドル高が決まっていたので、非常にやりやすい相場でした。
実際の米ドル/ユーロの日足ですが、そのファンダメンタルズの変化の通りに下落しています。
こういった時に、トレンドフォロー型の自動売買をうまく活用していけば、利益を狙いやすいですよね。
日頃からこういったファンダメンタルズの変化を読んでいると、トレンドを間違えることは少ないと思います。
「ループイフダン」を使った実際の検証結果
■ 2016年2月25日更新「第1回検証結果」
僕は2016年2月19日に「ループイフダン」を稼働し始めました。
僕は15pipsごとにドル円をショートする「USD/JPY S15_15」を選択して売買しています。
25pipsごととか50pipsごともあるんだけど、米ドル円のボラティリティを考えると15pipsが一番利益率がいいと考えたからです。
少ない値幅を選ぶと利益率はいい分、ポジションを多く持つことになるので、証拠金は必要となるため注意してください。
それでは実際の検証結果を見てみましょう。
300万円入金して、利益は1日1万円以上のペースで増えていることがわかります。
ファンダメンタルズ的にもしばらく円高トレンドは続きそうです。
僕はドル円を110円割れを見越して、ループイフダンを稼働しています。
ターゲットは107〜108円、よくて105円くらいかな。
ここらへんまで到達するまで、稼働し続けてみようと思っています。
ここでドル円の日足のチャートを参考までに載せておきます。
まだまだ円高いきそうだね♪
介入があって一時的に踏み上げられても、介入で相場の流れが変わったことは歴史上ないので、安心して自動売買を続けようと思います。
2016年3月9日更新「第2回検証結果」
2016年2月19日に300万円で運用を始めて、直近の取引履歴はこんな感じになりました。
ドル安・円高相場なので、ひたすら利益確定が繰り返されています。
時々レンジになったり、ショートカバーもきますが、基本この注文で放置しておけば良さそうですね。
僕は通貨ペアがドル円で、売買戦略は「ループイフダンS15_15」を選択しています。
これは、「15pipsごとに売り注文の指値を自動発注して、15pips下がったら、利益確定をする」というものです。
実際にこれで口座残高は、当初の300万円からどうなったのでしょうか?
順調に利益を伸ばしています。
2016年2月19日に300万円だった残高は、1ヶ月も経たずに336万円にまで増やすことができました。
含み損が16万ちょっとあるけれど、トレンド的にはまだまだ円高が続きそうなので、いずれ解消されそう。
ドル円を110円割れをターゲットに、ループイフダンを稼働しています。
今週からECB、BOJ、FOMCと重要なイベントが続くけれど、このまま利益を伸ばして欲しいものです。
■ 2016年5月8日更新「第3回検証結果」
2月19日に300万円で検証を始めて、1ヶ月ほどループイフダンの運用でどうなったかというと、357万円にまで増やすことができました。
実際に使ってみて、約1ヶ月で利回りが約20%弱という結果に。
日銀の追加金融緩和観測がちらほらと出てきたので、一旦米ドル円ショートの売買を止めて、全額出金していました。
しかし、2016年4月30日から、またループイフダンを開始。
とりあえず500万円入金して、以下の注文を出しておきました。
選んだ売買システムは、「ループイフダンB15_15」です。
これは、15pipsごとに買い注文を並べ、15pips上がるごとに利確するという注文です。
実際に1週間ほど売買して、先週の確定利益(2016年5月2日〜6日)は202,323円でした。
それも、なぜ日銀の追加金融緩和が見送られたタイミングで、買い注文での売買を開始したのか。
この辺りを少し書いていきたいと思います。
まず、大前提として「ドル円が直近で100円を割らないだろう」という見方で、スイングトレード気味にこの売買を選択しました。
以下のエクセルシートを見てください。
これは、シカゴのIMMの通貨ポジションをまとめたものです。
横軸が通貨、縦軸が日付になっていて、赤が買われ過ぎであろう通貨、緑が売られ過ぎであろう通貨です。
1999年からの分をエクセルに入力し、分析してみました。
この時、2016年4月19日の時点で、円は既に過去最大に買われていたのです。
投機筋はいつかポジションをクローズします。
そう買われ過ぎていたものは、いつか売られるのです。
これらのデータは、以下のサイトで無料でダウンロードすることができます。
http://www.cftc.gov/MarketReports/CommitmentsofTraders/HistoricalCompressed/index.htm
長期のデータではなく、直近半年分程度が見たければ、以下のZAiのサイトにアクセスすると良いでしょう。
http://zai.diamond.jp/list/fxmarket/imm
上記のデータから、直近では円が買われ過ぎだろうということで、円を売っていくことにしました。
そして、次に何を買うかということですが、売られ過ぎのポンドや利上げ期待のまだ残るドルあたりが考えられます。
ファンダメンタルズを考えると、長期でロング保有するならば、一時的なショートカバー狙いのポンドより、ドル一択でしょう。
ドルの利上げ期待は遠のいていますが、現在年2回との見方が強いです。
ドルの利上げの織込み具合は、以下の「Fed Watch」で見ることができます。
ドルの利上げ期待が完全にゼロ、または利下げ方向に変わるまでは、どこかでドルは拾っていきたいものです。
なので、ドルを買うことにしました。
実際この戦略で売買を始めて、約1週間。利益は順調に増えています。
今年は伊勢志摩サミットや米大統領選など、重要イベントが目白押し。
相場が崩れることも想定しにくいので、6月や9月のFOMCに向けて、ドル円は長期では買っていってよいのではないでしょうか。
チャート見ると、112円あたりからは上昇難しそうだけどね…笑
もちろん、ドル円は最大で100円程度までの下落は想定しているので、レバレッジなどの資金管理は怠らずに。
■ 2016年5月16日更新「第4回検証結果」
先週、ニューカレドニアに行っていました。
GW後だと、どこに行くにも安くていいですね。
青い空、白い雲。
さすが、「天国に最も近い島」と言われるだけあります。
宿泊は、シェラトンにしたのですが、これが首都ヌーメアからバスで三時間の秘境。
周りに何もないので、ひたすら海辺を散歩したりだとか、プールで泳いだりだとか。
旅行中も、アイネット証券のループイフダンを稼働して、ほったらかし。
自動売買で、旅行中もお金が増えるっていいですね♪
旅行中の確定利益(2016年5月9日〜13日)は、先週だけで219,324円でした。
これだけで、旅費が賄えちゃう金額ですね♪
累計確定利益額も、順調に右肩上がり!!
2月19日からアイネット証券の「ループイフダン」で検証を続けてきて、3カ月弱。
運用益のトータル金額1,104,597円でした。
約3カ月で約110万円の利益をほったらかしで生み出してくれました(^^♪
以上、約3カ月にわたって実際にループイフダンを使ってみましたが、これなら忙しいサラリーマンの方でも問題なく取引できそうですね。
アイネット証券「ループイフダン」総評
アイネット証券の「ループイフダン」は、少額で始められるだけでなく、低コストの自動売買です。
初心者でも設定が簡単で、大きなトレンドさえ間違えなければ安定して利益を出すことができます。
忙しいサラリーマンの方でも、ほったらかしで利益を積み重ねられるのでありがたいですね。
実際の検証でも、約3カ月で約110万円の利益生み出してくれました(^^♪
こういった自動売買もうまくとりいれて資産形成していきましょう。
スプレッド | 通貨ペア |
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米ドル/円 2銭(原則固定) | 20 |
取引単位 | キャッシュバック |
1,000 | 最大30,000円 |
- リピート系注文取引でコストが安い
- 自動売買の設定がとても簡単
- 2018年約80%の人が資産を増やすことに成功
アイネット証券会社概要紹介
社名 | 株式会社アイネット証券(英文名:i-NET Securities Co., Ltd.) |
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住所 | 〒100-6224 東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス丸の内 24階 |
設立 | 平成15年11月6日 |
登録番号 | 関東財務局長(金商)第11号 |
資本金 | 300,000,000円(平成30年3月27日現在) |
加入協会 |
一般社団法人 金融先物取引業協会(会員番号 第1158号) 一般社団法人 日本投資顧問業協会 |
取引銀行 |
三井住友銀行 みずほ銀行 りそな銀行 三菱UFJ銀行 三菱UFJ信託銀行 日証金信託銀行 |
役員 |
代表取締役社長 星野 智英 取締役 鈴木 宏明 取締役 石井 佑史朗 監査役 寺田 義秋、鈴木 明美 佐川 浩 |
FX自動売買ループイフダン FAQ
リピート系FX自動売買といわれるもので、レンジの中で買ったり売ったりを繰り返す売買方法です。
その中でも、「ループイフダン」は一番低コストで自動売買が可能です。
レンジ相場に強い仕組みなので、トレンドが大きく出ると含み損を長期間抱えてしまうことです。
トレンドが起きる時は、大きなファンダメンタルズの変化やVIX指数の上昇がみられるので、こういった時には注意しましょう。
→「 【VIX指数とは】トレードするなら投資家恐怖指数VIXを意識してみよう 」
口座開設時に費用はかかりません。また、口座維持手数料なども無料です。
→「FX口座開設の流れとは?」