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田畑昇人のFXブログ

FXの歴史から仮想通貨の未来を考えよ。賢者は歴史に学ぶっていうもんね。

FX , 仮想通貨   

やあみんな、トレード生活を楽しんでいますか?ヾ(=´・∀・`=)

仮想通貨は、まだ市場ができて浅い分野です。

FXの歴史を振り返ると、これからの仮想通貨市場の未来を予想する上で、役に立つでしょう。

「愚か者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉があるように、過去の大きな流れを学んでおくことは、重要です。

FX市場で起こったことと、仮想通貨市場で起きたことを対比して記述しておきますね。

 

【目次】

  1. 固定相場制から変動相場制へ
  2. 1998年-外為法の改正
  3. 2005年-金融先物取引法が改正と業者の登録の義務化
  4. 2009年-FX業者の信託保全の義務化
  5. 2010年-レバレッジを最大50倍までに規制
  6. 2011年-レバレッジを最大25倍までに規制を強化
  7. 2012年-税制が総合課税から分離課税へ
  8. これからの仮想通貨市場に期待すべきこと

 

1. 固定相場制から変動相場制へ

いまでこそ、外国の通貨を売買して差益を得るFXは有名になりましたが、昔は為替レートは固定相場制でした。

戦後のドル円は、1ドル360円で固定されていました。

しかし、日本が経済成長するにつれて、実際の経済力と通貨価値が釣り合わず、アメリカと貿易摩擦が起きます。

 

そこで、アメリカはドルの価値を切り下げ、1ドル308円の固定相場制となります。

それでも、経済成長し続ける日本経済とこの為替レートでは、折り合いがつかず、結局1973年に日本は固定相場制を破棄します。

このような歴史の背景があって、変動相場制に移行し、はじめて「為替で利益」を出せるようになりました。

 

しかし、まだまだ為替相場で利益を出すには、環境が整っているとは言えない状態でした。

1990年代には、アメリカで世界初となるFX取引が始まりましたが、当時はインターネットがほとんど普及していません。

電話を通した売買で、最低売買金額も大きなものだったので、市場規模も小さいものでした。

 

1-1.ビットコインの誕生とはじめての取引

ビットコインは、2008年に「サトシ・ナカモト」と名乗る謎の人物が公開した論文がきっかけで生まれました。

その論文に興味をもった人たちが、分担してコードを書いたのが始まりです。

そして2009年、ブロックチェーンの最初のブロックが公開されることとなります。

 

ビットコインが初めて現実世界で通用する通貨としての価値をもったのは、2010年5月22日のことです。

フロリダのプログラマーが「ビットコインでピザを注文したい」とビットコインの開発者のフォーラムに投稿したのがきっかけでした。

その投稿に応じたピザ屋がいて、「ピザ1枚=1万BTC」で取引が成立します。

ただのデータだったビットコインが、初めて現実の「モノ」と交換でき、価値を持った瞬間です。

【参考記事】はじめてでもわかる!ビットコイン(Bitcoin)とは?

 

2. 1998年-外為法の改正

日本では1998年まで、公認された一部の金融機関でしか、外国為替の取引をすることができませんでした。

しかし、外為法が規制緩和により法改正となって、一般企業や個人も為替取引がある程度できるようになりました。

その中で、現在のひまわり証券が、当時外国為替の証拠金取引を日本で初めて導入しました。

つまり、1998年は外為法が改正されて日本にはじめてFXが誕生した年なのです。

 

インターネットの普及とともに、FXもどんどん認知度が上がっていきます。

FX取引を行う個人投資家の増加に伴い、それを扱うFX業者も急拡大していきました。

しかし、まだ法整備などが追い付いていなかったために、悪徳業者などがFX業界に参入するようになってしまったのです。

 

FX自体はレバレッジをかけて、為替差益をとれる優れた金融商品です。

しかし、FX業界の拡大とともに悪徳業者が多く参入してしまったので、資産を持ち逃げされるなど、悪いイメージがつくようになってしまいました。

 

2-1.ビットコインの取引所整備とマウントゴックス事件

2009年のビットコインの最初のブロックが生成されて以降、取引所がいくつか整備されました。

そんな中、2014年2月、当時世界最大の取引所だったマウントゴックスが、ハッカーにビットコインを盗難されて巨額のビットコインを消失しました。

当時、悪徳業者に資産を持ち逃げされたFXと似たような状況ですね。

 

FXという金融商品は悪くないのに、メディアのミスリードによって、仮想通貨もそういったイメージがついてしまった状況に似ています。

金融庁による規制がない市場だったので、ビットコインのイメージもマウントゴックス事件以降はよくないものになってしまいます。

【参考記事】ビットコインを有名にしたマウントゴックス(Mt.Gox)事件とは?

 

3. 2005年-金融先物取引法が改正と業者の登録の義務化

2005年には金融先物取引法が改正され、すべての業者に登録が義務付けられました。

これにより、金融庁から営業許可の降りない業者は、営業ができない状態になりました。

 

さらに、自己資本規制が導入されて、経営の健全性と投資家保護のために自己資本の一定基準を満たすことが必要になりました。

そして、この基準のことを「自己資本規制比率」といって、この基準を下回ったままFX業者は、経営を継続することはできません。

 

ちなみに、自己資本規制比率は、以下の基準となっていて、これを守れないと金融庁は措置を執行します。

  • 140%を下回ったとき⇒金融庁に届出を要する。
  • 120%を下回ったとき⇒金融庁は業務の方法の変更を命じ、財産の供託その他監督上必要な事項を命ずることができる。
  • 100%を下回ったとき⇒金融庁は3ケ月以内の期間を定めて業務の全部または一部の停止を命ずることができる。

このように、業者の登録義務化と自己資本規制比率の導入によって、投資家が安心して投資できる環境が整っていきます。

 

3-1.仮想通貨元年と法整備

2017年になると仮想通貨に関しても法整備も進み、取引所の登録制が導入されたり、少しずつ安心して取引できる環境が整います。

ビットコイン購入時の消費税が撤廃され「支払い手段」として認められるなど、2017年は市場が立ち上がった仮想通貨元年でしたね。

 

4. 2009年-FX業者の信託保全の義務化

2009年に、すべてのFX業者に信託保全が義務化されました。

信託保全とは、FX会社が倒産した場合でも、預貯金が返還されるルールです。

これにより、FX業者が破綻しても、投資家のお金は守られるようになりました。

 

4-1.仮想通貨業者には信託保全が義務化されていない

今現在、仮想通貨の取引所には信託保全が整備されていません。

今後大きな資金が流入するためには、このあたりの投資家保護が必要になるでしょう。

規制によって、投資家が安心して取引できる環境が整うのはいいことですね。

 

5. 2010年-レバレッジを最大50倍までに規制

2010年の8月からは、FX業者のレバレッジを、最大で50倍までに抑えることが決まりました。

これまでレバレッジに関してはFX業者が自由に決めていたました。

そのため、投資家はレバレッジ400倍とかいった、ハイレバレッジな取引が可能でした。

為替レートの変動率は金融商品の中で大きいものではないですが、ハイレバレッジを使った取引で投資資産を大きく減らしてしまう投資家が続出したため、金融庁によりレバレッジの規制が行われました。

FX業者としても、投資家に追証を出されては損失を回収するのが大変なので、レバレッジ規制は必要だったと思われます。

【参考記事】レバレッジとは?

 

5-1.仮想通貨業者にもこれからレバレッジ規制が起こると予想

現在bitFlyerなどでは、レバレッジ15倍で「ビットコインFX」が取引できますが、こういったFX過去の歴史を振り返ると、レバレッジ規制がはいると思われます。

ビットコインをはじめとする仮想通貨はボラティリティが高く、1日で20%価格が変動することもあるので、レバレッジは5倍程度に落ち着くのではないでしょうか。

【参考記事】【個人的メモ】ビットコインデイトレのやり方まとめ

 

6. 2011年-レバレッジを最大25倍までに規制を強化

2011年8月から、FX業者が顧客に提供できるレバレッジは最大で25倍にまで規制されました。

ここではじめて、現在のFXの形ができあがります。

こういった投資家保護のための規制があり、FXという金融商品は発展してきました。

 

7.2012年-税制が総合課税から分離課税へ

FXは最大税率が50%である総合課税でした。

税制改正前(総合課税)
課税所得金額
(給与所得等と合算) 195万円 以下 …10%
195万円超 330万以下 …20%
330万円超 695万以下 …30%
695万円超 900万以下 …33%
900万円超 1,800万以下…43%
1,800万円超        …50%

 

しかし、2012年から申告分離課税が適用され、税率は一律20%となりました。

そしてさらに、損失の繰り越しが3年間可能になりました。

投資というものは、毎年安定して利益を出し続けられるとも限らず、こういった税制の変更は、FX市場に投資家を呼び込むうえで大きな改革であったと思います。

 

 

8.これからの仮想通貨市場に期待すべきこと

FXの歴史を振り返ると、これからの仮想通貨市場の方向性が見えてきます。

現在の仮想通貨の様子は、FXでいう2005年に相当するのではないでしょうか。

まず個人投資家が安心して取引するために、2つの規制が導入されると考えられます。

・投資家保護のための信託保全

・レバレッジ規制

 

ICOも、世界的に規制の流れが進むべきだと思っています。

FXは総合課税から分離課税になるまで、10年以上かかっていることを考えると、仮想通貨もまだまだ分離課税になるには時間がかかりそうです。

 

また、FXなどは機関投資家など大口の投資資金をもつプレイヤーが多く参入する市場です。

CMEにビットコインの先物が上場しましたが、現状機関投資家が安心して投資をできる環境が整っているとはいえません。

ETFなど、機関投資家が安心して購入できるような金融商品が増えてくると、もっと仮想通貨市場に資金は入ってくると思われます。

 

こういった過去の歴史から、今仮想通貨市場がどの位置にいるのかを考えていくと、これからの投資で役立つかもしれませんね。

(o’ノ∀’)ノまったネ――――ッ

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