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田畑昇人のFXブログ

【書評】1日ひとつだけ、強くなる。世界一プロ・ゲーマーの勝ち続ける64の流儀

書評   

1日ひとつだけ、強くなる。世界一プロ・ゲーマーの勝ち続ける64の流儀

1日ひとつだけ、強くなる。 世界一プロ・ゲーマーの勝ち続ける64の流儀
梅原 大吾
KADOKAWA/中経出版 (2015-07-10)
売り上げランキング: 3,909

 

「1日ひとつだけ、強くなる。世界一プロ・ゲーマーの勝ち続ける64の流儀」が、とてもいい本だったので紹介します。

梅原大吾さん日本人初のプロゲーマーで、プロフィールは以下の通りです。

日本での愛称はウメハラ、ウメ、ウメさん。アメリカでは本名のDaigoのほか、The Beastというニックネームでも知られる。
2D対戦型格闘ゲームにおいて数々の大会を制している、国際的に著名な格闘ゲームプレイヤー。

—Wikipediaより引用

書籍内より印象に残ったことを以下にまとめておきます。

 

印象に残ったこと

・勝負はポイントを抑えた人間が勝つ

ルールのある競争において、そのポイントを押さえることは重要だ。

スポーツならルールブックやレギュレーションの範囲でポイントを探る。

ゲームなら「画面の中でできること」がそれにあたる。

ポイントを誤ると結果は出ない。

強さは「どこが強いか」が重要で、ポイントとずれたところが強くても意味がない。

 

・「うまくいかなかったから修正する」ではもう遅い

どういった理念や方向性で闘うのか、闘うべきなのか?

そういった問いかけは自分から考えて実行するしかない。

全体を通してみるような視点について考えるためには、積極性がいるのだ。

うまくいかない、結果が出ない、そういった不首尾に終わった結果があって初めて考える。

これは少し受け身だと思う。

悪い結果が出ていないからといって、考えようとしないのも心もとない。

悪い結果が出ても対処しようとしないのは論外だ。

 

・コピーされる武器・コピーされない武器

自分の視点を持って考えること。

これを繰り返しているうちに、受け身で場面の対処をしているだけでは分からない、貴重な経験が蓄積される。

そしてそれが自分だけの武器になる。

こういう武器はコピーされないし、されても問題ない。

視点レベルの理解が本当にあるなら、それは表面上のことではないのだから、もはやコピーとは呼べないだろう。

 

・勝利に感情は不利。恐怖も、焦りも、興奮も

勝負の時、感情は動かないほうがいい。

怖がったり、焦ったり興奮したり…。

こういった感情は、すべて勝負には向いていない。

 

・腹を立てるのは「相手をコントロールしたい」気持ちがあるから

僕は腹が立ったり納得がいかなかったりするときは、「自然現象」だと思うことにしている。

相手が人間だからそういう気持ちになる。

自然現象に対しては腹が立たない。

結局、自分が思うように他人が動いてくれないから腹を立てるようなところがある。

どこかに他人をコントロールしたいという気持ちがあるからだろう。

 

・どうにもならないことは、受け入れる。それが強さへの近道

自然現象だと思えば大概のことは腹が立たなくなると言ったけれど、それでも腹は立つという人もいると思う。

性格の問題もあるから仕方がない部分もあるかもしれない。

しかし、少なくともそういう受け取り方は、勝負事には絶対に向いていない。

だからもし勝ちたいのであれば、自分ではどうにもならないことに感情を動かさないように努力したほうがいい。

強くなりたければ、自分ではどうにもならないことは受け入れることだ。

状況を受け入れて、自分がするべきことを考えて実行する。

それが強さへの近道でもある。

 

・劣勢になったら、とりあえず一歩引く

感情的になっていると、それに飲み込まれて、自由に動けなくなってしまっていることが多い。

そういう時は、感情を無理に押し殺すのではなく、視点を一歩引いてみるといい、

対戦をしていると劣勢になって、感情的になるプレイヤーがとても多い。

焦りの感情に押されて、どんどん視野が狭くなってしまう。

そうなると、見えていたものが見えなくなったり、気づけていたものに気づけなくなったりして、プレイの質が落ちていく。

劣勢になった時は、態勢を整えるために一度引くことだ。

 

・負けるときも、自分の戦い方で負ける

自分の闘い方を崩さないこと。

勝負において自分の戦い方を崩してしまうのは、最も避けるべきことのひとつだ。

僕が大切にしているのは、同じ負けにしても感情的にならずに、自分の戦い方のまま負けるということ。

感情に呑まれず、自分のやるべきことをしっかりやることが最優先だ。

勝ち負けはその結果でしかない。

 

・弱い人ほど目先の損を我慢できない

負けるときも、姿勢を保ったまま負ける。

弱い人というのは、目先の損が我慢できない。

状況を考えず感情で前に出てしまい、自分のリズムを崩すきっかけを作ってしまう。

当然、結果も出ない。

 

・行動力。見る力。聞く力。この3つが「強さ」の3要素

行動力。見る力。聞く力。
この3つの力が揃っているプレイヤーは、間違いなく強い。

だが、ほとんどのプレイヤーはこのうちのひとつが欠けている。

センスがあって強いタイプなのにイマイチ伸びないプレイヤーは、聞く力が弱い。

知識や技術には問題ないけれど、どこか弱いタイプは、行動力がない。

行動するし聞く姿勢はあるけれど、内容が一向に良くならないタイプ。これは見る力がない。

行動力がない人には、共通点がある。

それは、「リスク」と捉えるものが多すぎることだ。

勝負でもなんでも、大局観がないと行動できなくなる。

そこが欠けていると目先のことしか考えられないので、異常に行動が小さくなってしまう。

大局観があれば、大きく行動できるようになる、

別に、正しい視点を持とうとしなくて構わない。

大切なのは「仮にこういう視点はどうだろう」と考えて、その視点に沿って行動すること。

 

・「疲れていても頑張れるのが強者」これは明らかな間違い

疲れた時の頑張りが、苦労の割に役に立たないことは知っておいて欲しい。

疲れているときは、きちんと休んで、体調を整えること。

真剣に取り組むのであれば、正しく休むことも取り組みの大切な要素になる。

長く安定して続けられるやり方なくして、継続的な成長はないのだから。

 

・1日ひとつだけ、成長をメモする

僕にとってのモチベーション、それは成長を実感することによる喜びや楽しさにある。

この成長の実感もできるだけ自力で感じ取れることが大切だ。

自分で成長を実感できていれば、外的な刺激だけに頼ることがなくなるのでペースも安定する。

成長の実感→モチベーション(及び練習)→成果→成長の実感→モチベーション(及び練習)→成果

この循環が「成長のループ」といえる。

僕はこの循環が安定して継続することを第一に考えて実践している。

小さな成果は、誰も評価してくれない。

だから、自分がやっていることは誰よりも自分が評価しなくてはならない。

 

・自分にしか分からない小さな成果を「自信」にする

僕にとっての「勝ち続ける」は、「成長のループ」を安定して継続するという意味合いとほぼ重なっている。

同じペースで無理なく続けられるということは、無理なく勝ち続けるということ。

何かを続けていることで付いてくる自信。

安定した成長を継続していると、こういった好循環が様々な場面で発生する。

ある一線を越えると、勢いが勢いを呼ぶといった感じで、後ろから風が吹いているような感覚が得られるようになるはずだ。

 

・燃え尽きるのはアマチュア。同じ姿勢で走り続けるのがプロ

プロは一回勝つだけではなく、勝ち続けられることが求められる。

勝ち負けの世界は「今が強いこと」がすべて。

過去に強かったとしても、あまり意味がない。

大会が終わった後も、試合は続く。

そのあとも走り続けている人たちはいるから、いちいち燃え尽きていたらどんどん置いていかれていってしまう。

 

・勝負には必ず「勝つ根拠」を用意して臨む

勝つ根拠、つまり「なぜうまくいくと思ったのか」を自分の中で明確にしておかないと、勝負する意味はない。

勝つ根拠を持って臨めば、たとえ負けたとしても「その根拠は間違っていた」ということを確認することができる。

「いろんな検証をしてこうすれば勝てると思ったけど、それは間違っていた」というのは、大きな学びだ。

勝てると思い込んだら、それ以上、努力をしなくなってしまう危険性がある、

勝つ根拠をきちんと構築すれば、思い込みで誤魔化さずに「こうすれば勝てる」と自然に思えるようになる。

それが勝負に臨むときの基本的な姿勢だと僕は思う。

 

1日ひとつだけ、強くなる。 世界一プロ・ゲーマーの勝ち続ける64の流儀
梅原 大吾
KADOKAWA/中経出版 (2015-07-10)
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