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田畑昇人のFXブログ

【書評】借金の底なし沼で知ったお金の味

書評   

借金の底なし沼で知ったお金の味

 

乗り越えられない壁はない!
25歳で莫大な借金を背負ったフリーターの、
人生のどん底からの生還と成功への軌跡。
人気メルマガを書籍化。

いやあ、こんな人生があるんですね。

「借金1億2千万円、利息24%からの生還記」

著者の壮絶な人生が、赤裸々に綴られています。

どん底からの逆転劇がすごい。

印象に残った言葉をまとめておきます。

 

印象に残った言葉

・親の保護という足枷

親は子供を保護し、愛情を注ぎます。
子供に危険なもの、危害を加える畏れのあるものから子供をなるべく遠ざけようとします。
そのことは、子供が大人になるまで良く機能し、子供は親の保護下で安全に成長することができます。
子供が経済的に自立を果たすまでは、親の言いつけに従った方が子供のためになります。

しかし、これは生涯妥当するルールではなく、子供が経済的に自立できるようになるまで良く機能する法則に過ぎません。
いったん経済的自立を果たしたら、親の言いつけに盲目的に従うべきではありません。

ビジネスの世界は基本的には「ノーリスク・ノーリターン」と言われるように、リスクを取らないものは、分け前に与れません。
親の保護は社会に出ると、リスク回避には役立っても、リターンに対しては抑止的に機能する足枷になります。

あなたは、親に依存する子供ではなく、独立した経済主体なのです。

金儲けに関する限り、それがリスク回避の方向に働いていると感じたならば、親の助言を聞きいれる必要はありません。
特に親が貧乏な場合には、その助言を聞くことは、あなたが親と同じ将来を辿り、貧乏になることを決定づけるからです。
なぜなら、リスクとリターンはトレードオフの関係にある限り、リスクを回避することは、リターンを受けるせっかくの機会を自ら潰しているということだからです。

僕たちは、幼少時代を親の影響を強く受けて育ちます。
ですから、これについて意識して、独立した経済主体としての生活を始めたら、金儲けに関する限りあなたの判断にくちばしを入れてくる親の影響は排除しなければなりません。

 

・「働くおじさん」と「働かせるおじさん」

両親の教えは、生涯賃金2億円という労働者のパラダイムの中では有効な教えでした。
でも、それはお金持ちになるには役に立たない教えだったのです。
学歴自体は僕らをお金持ちにしてくれるわけではなかったのです。

僕たちは、①両親や兄弟、親族など家庭環境、②学校の先生、③友人たちの3つのグループの影響を受けて、物事の考え方や、癖を身につけていき、その影響の大部分は、お金持ちになるのにマイナスの影響を僕たちに与えます。

次にお金持ちになるのにマイナスの影響を与える学校の先生について考えてみます。
学校は、思想教育が入った制度として組み立てられています。
それは、「将来労働者になることを前提とした教育が行われている」ということです。

社会見学は「労働の現場」は教えても、「働かせるおじさん」の側について解説することは決してありませんでした。

本当は「働くおじさん」と「働かせるおじさん」が対になって会社組織が成り立っているわけですが、取り上げられるのはいつも「働くおじさん」ばかり。
そして、技術とかモノ造りを賛美して、子供に労働者になることの素晴らしさを教えます。

学校とは国家の政策と、企業の成長のために奉仕する機関労働者の養成機関です。
僕らは、知らずしらず、学校で知識を学ぶと同時に、立派な労働者となるための洗脳教育という毒を毎日飲まされていたのです。

学校の教師は、労働者として道を歩むのに必要な情報を提供しても、お金持ちになるための情報は提供しませんし、またそのノウハウも持ち合わせていません。
彼らが提供するのは、すでに色褪せて、今はもう期限切れで使えなくなった学歴という成功への切符だけです。
なぜなら、教師自身が、労働者であり、お金持ちになるための勉強をしてこなかったからです。
教師は毎月決まった日に給料がもらえて、独力でお金を稼いだ経験がありません。
そんな人間が、自助自立の精神を教えることができるはずがありません。

 

・所得税も年金も、サラリーマンは抜かれるばかり

サラリーマンに関係のある、国のやっているコソ泥とはなんでしょうか?それは源泉徴収制度です。

本来所得税の申告は、本人がその年の税額を計算し、申告して納付する申告納税制度が建前ですが、給与所得者の場合には、そのようになっていないのはご存じの通りです。
会社が徴税を代行し、給与から所得税額を差し引いて国に納付しているわけですね。

つまり、給与が自分の手に渡る前に、給料袋に手を突っ込まれて給料の一部を国家に先取りされて、所得税を持っていかれています。
ところが、サラリーマンの方は、手取りの金額が振り込まれるのを銀行で確認するだけなので、年に1回源泉徴収票を会社から渡されて自分の納税額を初めて知るという方が多いのではないでしょうか。
消費税を内税方式にしたのと同じ理屈で、源泉徴収制度は国民から痛税感を奪うことによって、役人のやりたい放題の放漫財政を許す原因になっています。
自営業者と違って、サラリーマンは自分の手にお金が渡る前にお金を抜かれてしまうわけですから、役人としては、これほど楽なことはありません。

役人は、予算を余らせて次年度に予算が貰えないことの方が組織内では問題にされます。
組織ぐるみで経費の乱用、カラ出張、個人での経費のごまかしなど、どうせサラリーマンから抜き取ったお金なのですから元手はタダです。
遠慮なくじゃんじゃん使います。
また、税金だけではなく年金もサラリーマンの場合には、事前に抜き取られますので、役人としては、遠慮なく使わないと、勿体ないです。
自分が使おうが使うまいが、将来年金が破綻するのが早まるだけですから。

 

・納税意識を麻痺させるのが国の目的

税務署は、本来自分たちがすべき徴税の仕事を会社に押しつけて楽をしています。
それだけでなく、源泉徴収では、配偶者の所得とか、家族に障害者がいるかどうかなど、会社に個人のプライバシーが丸分かりになってしまいます。

この自分が払う税額の確定まで会社が行う年末調整制度は世界広しといえども日本だけです。
サラリーマンは年末調整があるために、税務署に行ったこともなければ、納税額を確認することもほとんどない状態になってしまったわけです。

あなたは、既に国によって納税意識に麻酔をかけられています。
この源泉徴収制度と年末調整制度によって、あなたは国にどんなに体を切り刻まれても痛みを感じないままで体力を奪われて、衰弱していくのです。

学校ではこのような税の仕組みを教えません。
ですから、一生涯をサラリーマンとして終える人は、問題自体を意識しないまま、頭と体が法定耐用年数を超えて、企業から僅かな退職金と引き換えに廃棄処分される頃には、「自分はなんでこんなにお金が貯まらないのだろう」と嘆きながら老後を迎えるわけです。

 

・金持ちらしさとは何か

世の中には、汗水たらして働いたお金をせっせと貯金して、やっとの思いで外車を手に入れる人間と、節税のために仕方なく買う人間がいます。

投資を先に行って、その後で消費を行うか、それともその逆か。
物事の順番を入れ替えるだけで、こんなにも違った物の見方ができるのです。

その間に力量の差は、ほとんどありません。
同じ貯金をしてできた資金を元手に消費活動を先に行うか、投資活動を先に行うかだけの違いです。

 

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