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田畑昇人のFXブログ

【書評】FX革命

書評   

FX革命

FX革命!

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南緒
扶桑社
売り上げランキング: 79,218

 

この本は僕のバイブルともいえる本です。

Amazonでの評価は決して高くはないかもしれません。

ですが、僕はこの本から多くのことを学びました。

 

印象に残ったことまとめ

■どんなスタイルが儲けやすいのか?

トレードは時間の短いものから並べると3つある。

スキャルピングとは、英語で「皮むき」という意味で、皮を剥くように薄い利益を狙っていく手法である。
スキャルピングは数十秒〜数分の間に、売って買っての1トレードを完結させてしまう。
1トレードあたりの利益は小さい代わりに、1日に何度も何度も売買を繰り返す。

スキャルピングよりももう少し長い時間で考えるのがデイトレードである。
僕のスタイルも大体デイトレードである。
数分から数時間保有して、長くとも1日の間に1トレードを完結させるようなイメージ。

デイトレより保有期間がさらに長いのがスウィングトレードと呼ばれる。
1トレードが数日から数週間くらいのイメージである。取引期間が長い程、1トレードで大きな利益が狙える。
数秒での値動きより、数週間での値動きの方が大きいので当然である。その代わり、損失のリスクも大きくなる。
また、数秒後の値動きより、数週間後の値動きを予想する方が難しい。

もし、コストが全くのゼロだとしたら、最も儲けやすいのはスキャルピングである。
予想しやすい数秒後の値動きを狙えば勝率が高くなり、皮のような薄い小さな利益でも、積み重ねて大きな利益になるからだ。
実際には、FXには「スプレッド」という見えないコストがあり、これが大敵になってくるのでスキャルピングはなかなか難しい。

一方スウィングトレードだと結果が出るまでに数週間かかり、その間資金も拘束されてしまうので、効率が悪いスタイルだといえる。

よって、資金を安定的かつ急速に増やしたいのであれば、デイトレードが一番効率がいいと考えられる。
値動きの予想のしやすさと、値動きの大きさ、時間の短さ、資金の回転率、取引コストから考えるとデイトレードが最も優れているからである。

 

■FXで成功するための条件

FXで成功するためには条件があります。それは、真面目に取り組むことです。
FXは必ず儲かります。真面目にやりさえすれば。

「日曜の朝の草野球のために1日2時間練習する人」と「プロ野球を目指して1日2時間練習する人」、どちらがうまくなると思いますか。
やっぱり後者の、プロを目指して頑張っている人ですよね。同じ1日2時間の練習でも、意識が違えば上達のスピードはまったく違う。事業にしたって同じではないだろうか。定年後に余暇として起業した人と、昔からあたためていたプランを実現するために脱サラして起業した人とでは、意識が違う。それだけ成功の確率も変わってくるのではないだろうか。
FXも全く同じです。やるからには真剣に取り組んで下さい。

 

■レバレッジには2つの解釈がある

①.トレード額と口座残高の比率
②.トレード額とそのトレードにかかる証拠金の比率
大抵の方は①の意味でレバレッジを計算している。これを具体的な数字で見ていこう。

1ドル=100円の時に1万ドルを買う取引を行うと仮定する。
100万円分の取引になるので、口座に1万円入っていればレバレッジ100倍(=100万円÷1万円)、10万円入っていれば10倍(=100万円÷10万円)、100万円入っていれば1倍(=100万円÷100万円)となる。
そして、円高で1ドルが100円から90円まで10円も下がってしまったとする。
ここでそれぞれの損失額を考えてみて欲しい。
電卓を叩くまでもなく、口座にいくらいれていようと、損失は下落幅の10円に買った米ドルの金額1万通貨をかけて10万円なので、どの場合でも10万円と損失額は一定である。

FXの常識では「レバレッジが高い程リスクが高い」といわれている。
確かにレバレッジを1倍、10倍、100倍の3通りで計算してみたはずなのに、損失額は同じ10万円の一定である。
実際の取引では、レバレッジ100倍、10倍の時は追加の資金(追加証拠金)を求められるか、強制ロスカットになってしまう。

でも、追加証拠金を入れたとしたら、3つのケースのいずれでも損失額は一定である。

ここから考えると、「レバレッジが高くても低くてもリスクは同じ」であることが分かる。
①のように「トレード額と口座残高の比率」でレバレッジを考えると「ハイレバレッジ=危険」が単なる俗説でしかないことが、分かると思う。

それでは次に、②の場合を考えてみる。②は「トレード額とそのトレードにかかる証拠金比率」であった。
これを言い換えると「1万通貨の取引をするのに、いくら必要なのか」となる。
①の場合は、トレードする投資家自身が口座にいくら入れるかによってレバレッジを決められたが、②を決めるのはFX業者である。

レバレッジ100倍のFX業者では、1ドルが100円だとすると、1万通貨100万円の取引を1万円で行うことができる。
レバレッジ25倍のFX業者では、1ドルが100円だとすると、1万通貨100万円の取引を4万円で行うことができる。

この2社を使って、元手10万円で1万通貨の取引をしたと仮定する。100円で米ドルを買い、99円に下がってしまった場合、それぞれの損失額はどうなるだろうか。
もう分かるだろう。損失額は全く同じ1万円である。

レバレッジは損失額の計算に全く関係ないのだ。
「同じ枚数のトレードなら利益も損失も一定」であることが分かる。

それでは、レバレッジって何なのだろうか。
レバレッジとは「どれだけ少ない証拠金で取引できるのか」という資金効率を示す言葉である。

これがレバレッジに対する私の解釈である。そうするとレバレッジの意義はこうなる。
レバレッジが高い=少ない証拠金で取引できる
レバレッジが低い=取引するのに多くの証拠金が必要

つまり、レバレッジが高いというのはメリットであることが分かる。
同じ1万ドルの外貨を売ったり買ったりするのに、少ない証拠金で取引できた方が資金効率がいいからである。

 

■損切り下手は必ず破産する

勝つ方法は様々でも、負けるトレーダーに共通していることがある。
それは「損切り下手は必ず負ける」ということである。

エントリーと同時にストップは必ずいれるべきである。
リーマンショック以降の円高で、少なからぬトレーダーが被害を受けました。
彼らが何故大損したのか。一番の大きな理由は損切りができなかったからである。

彼らの多くは円キャリートレーダーでスワップポイント狙いのスウィングトレードをしていた。
円高にトレンドが転換した時に、彼らはこう言った。「どうせすぐに円安に戻るから大丈夫」。
さらに円高が進むと、今度は「スワップポイントがあるから耐えられる」。
そして行き着く先は強制ロスカットである。

明らかにトレンドが円高になっているのに、相場よりも自分を信じてしまったのである。
トレーダーには、自分の誤りを認める素直さが必要である。

「相場はこうなるだろう」と予測しても、相場が予想通り動かなかったら、自分の誤りを素直に認めるべきである。
ここでいう、自分の誤りを認めるというのは損切りである。
損切りはトレーダーにとって息を吸うのと同じです。
意識せずともやっている当然のことなのです。

 

■お金を爆発的に増やすための資金管理

資金管理について2通りの考え方があると思われる。
①.利益を再投資して増やしていく
②.毎月決まった金額でスタートする

人生を一発逆転させるだけの爆発的な利益を望んでいて、原資も1000万円、2000万円といったレベルがあるわけではないと思われる。
この時に採るべき方法は①である。

利益を口座から引き出さずに再投資して、トレード枚数を増やしていく。
この方法のいいところは、複利で資金が増えていくため、とにかく資金の増加ペースが速いということである。
しかし裏を返せば、一度の損失額も大きくなる。

複利効果は勝っている時は強い味方になるが、負け始めると手強い敵にもなる。
損切りをしっかり行い、リスク管理を徹底して複利効果を使うのが一番いい方法であると考えられる。

 

■相場には3つのパターンしかない

相場には3つのパターンしかない。
「上がる」か「下がる」か「保ち合い」の3つである。

保ち合いとは、上がりもせず下がりもせず細かい幅で方向感がなく動いている相場のことである。「レンジ」と呼ばれる場合も多い。
保ち合いでなければ、上に向かっているか、下に向かっているかのどちらかである。

 

■デイトレーダーはなぜ複数のモニターを使うのか

チャートを見る時、1つのチャートに頼りがちになってしまう。
チャートは時間足によって「得意」「不得意」がある。

4時間足でトレンドを見れば、「上げ」「下げ」の判断を間違えることはあまりない。
その代わり、トレンドの始まりを敏感に捉えるのは難しくなる。

陽線から陰線に変わるのは、4時間足は短い足に比べたらどうしても遅くなってしまう。
その分、トレンド転換の判断も遅くなってしまう。

では、逆に30分足だけだとどうなるだろうか。4時間足よりもトレンド転換に対する反応は速くなる。
その代わり、トレンド転換したと思ったら違ったというような、いわゆる「ダマシ」も増えてくる。

1つの時間足のチャートだけに頼っていると、トレンド判断を間違えたり、判断が遅れたりしてしまう。
この問題を解決するためには、チャートを複数見ればいい。

トレンドを判断する時は、1つのチャートだけに頼らず、必ず2つ以上のチャートを見るようにすべきである。
勝てるトレーダーになるためには、2つ以上のチャートを組み合わせて複合的な分析ができるようになることが必要である。

 

■2×3を意識してチャートを見る

相場は結局、「長期」「短期」の組み合わせと「上がる」か「下がる」か「保ち合い」かの2×3のパターンで動いている。
全ての相場はこの6パターンで説明できる。この「2×3」を意識して、チャートを分析しトレードすることによって勝率は格段に上がる。
私は5分足でエントリーのタイミングを探し、30分足、60分足で短期のトレンドを把握、4時間足日足で長期のトレンドを把握している。

 

■「高値」「安値」をチェックせよ

トレンド以外に見る指標として、「高値」と「安値」が上げられる。
この「高値」「安値」は単純で最も効果的なチャートポイントになる。

その日の「高値」「安値」と前日の「高値」「安値」はトレーダーが短期的に注目する指標の一つである。
このポイントを境にして売買の攻防が行われることも多く、このポイントがブレイクされると、大きなトレンドが発生することも多い。

 

■利益確定上手はトレード上手

損切りよりも利益が多くないと、トレーダーとして生き残れない。

損切りの重要性は既に述べたので、利益をいかに伸ばすかということの重要性について述べたいと思う。
損切りも利益確定もトレードにおける出口である。
エントリー、つまり入り口も重要であるが、入り口を気にしてばかりで、出口戦略を疎かにしがちなトレーダーも多い。

もちろん、「利を伸ばさなきゃ」と大きな利益を狙って、利食いが遅くなり、やっと利益確定したころにはエントリーポイント付近なんてこともあるだろう。
皆さんに目指して欲しいのは、「損切りは小さく、利益はほどほどに」というスタイルである。

利益を伸ばさなくては、生き残ることはできない。損切りに慣れたら、出口戦略を意識してトレードを行うことが必要である。

 

■相場急変の匂いを嗅ぎ取る秘訣

ボリンジャーバンドの「上」「下」のバンドの幅に着目するといい。

上下のバンド幅は移動平均から2標準偏差をとった値である。「上」「下」のバンド幅が狭くなってきたということは、値動きがだんだんと小さくなってきたということになる。
こういう時は、相場のエネルギーが蓄積されていって、上か下どちらかに大きく動く可能性が高い。

ボリンジャーバンドの収縮は必ずしも「暴騰」「暴落」のサインとまではいえないかもしれないが、何かありそうだと身構えておいた方がいいかもしれない。

 

■「勝つトレーダー」「負けるトレーダー」の違いは?

「どうしたら勝てるトレーダーになれるのでしょうか」。そんな質問を受ける機会も多い。答えはいつも簡単である。

「負けるトレーダーにならないこと」

負けているトレーダーだって勝率は悪くないことが多い。
それなのにトータルでは負けている。

小さく勝って大きく負けるからである。大きく負けるのは、損切りをしないか、遅いからである。

勝てるトレーダーになるためには、上手な負け方を学ぶ必要がある。
小さくちゃんと損切りを行うことは負けではない。それは戦略の範囲内である。
絶対にストップをおいて、損切りをしっかりと行うべきである。

勝つための方法論は様々だが、負けるトレーダーのパターンは一つしかない。
それが、「ストップはおかない」「損切りができない」というパターンである。

損切りをしっかりと行い、エッジのある取引を行い続ければ結果は必ずついてくる。

後は自分を信じて取引を行うのみ。健闘を祈る。

 

FX革命!

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