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田畑昇人のFXブログ

【書評】通貨投資戦略

FX , 書評   

通貨投資戦略

通貨投資戦略

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シティバンク銀行 個人金融部門
東洋経済新報社
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少し専門的な本ですが、FXをやる上でとても参考になる本でした。

流行の「クオンツ」にも触れられていて、為替取引について幅広く、かつそれなりに深く学べる良書です。

 

印象に残ったこと

・為替取引の基礎

為替は相対取引である。
単なる一通貨の運用ではなく、常に二通貨間に存在するダイナミズムに着目すべき。

通貨ペアに投資するということは、一方を買い、他方を売るというポジションを保有するということである。

例えば、米ドル/円が上がったとしよう。
この時、米ドルが円に比べて、相対的に上昇したということである。

ただ、米ドルが買われたのか、円が売られたのかは分からない。
これがテクニカル分析の限界である。

そして、通貨取引による収益機会は二通りある。

1.ペア通貨間の金利差
2.ペア通貨間の為替レートの変動から得られる利益

 

・為替市場の非効率性

為替市場は常に効率的な価格形成が行われている訳ではない。

為替市場が十分に効率的であり合理的な価格形成が行われているのであれば、そこに割安・割高は生じない。
十分に効率的であれば、すべての情報が効率的に織り込まれ、相場はただちに適正価格へと収斂する。

つまり、収益機会が存在しないことになる。

為替市場を見た時、参加者による「取引動機による歪み」が存在する。
これは取引自体からリターンを必ずしも求めていない参加者の存在が認められるからである。

為替市場では厳密な意味での為替収益を必ずしも第一義的な目的とはしない取引参加者が大きな割合存在する。
そうした取引参加者によって、為替市場の非効率性は存在する。

具体的には、事業法人や個人、中央銀行がこれに値する。
つまり、厳密な意味での為替自体から得られる収益をアクティブに追求している人達は少ない。

 

・レバレッジは危険な道具か

レバレッジは経済活動を円滑にするための必須の仕組みである。
例えば、住宅ローンの意義を否定するものはいないと思われる。

問題となるのは、過剰なレバレッジであって、適度なレバレッジは経済活動に有益なものである。

 

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